大和煮伝記
限定品一筋 一子相伝 大和煮
「大和煮」は、明治初年に新しく生み出された調理法で、猪肉や海産物などを醤油・砂糖・生姜・山椒などで甘辛く煮たものをいい、佃煮や釘煮、時雨煮も同種の味付けです。
「大和煮」の名については、明治10年代(1877年~)に、関東の缶詰業者が鶏肉の甘露煮を「大和煮」と名付けて売り出したのが始まりとする説が流布していますが、私どもの口伝では、それよりも早く明治4年(1871年)。江戸堀に創業した大和屋清七が、鰊や小魚などの甘露煮を製造し、その屋号にちなんで命名したと聞いております。
大正4年(1915年)、東京の明治屋が、それまでの鶏肉に替えて牛肉の大和煮を販売すると大人気を博し、志賀直哉の『暗夜行路』に「大和煮」が記されるように、大正・昭和初期に広く社会に認知されていたようです。
鶏肉・牛肉・鯨肉のほか、その後「大和煮」の素材は広がり、現在では、あさり・赤貝・トロまぐろ・椎茸・ちりめん・牡蠣・帆立などの「大和煮」も製造されています。
江戸の佃煮と比べ、浪花の大和煮は、関西人好みのおだやかで口当たりが良く、こくのある「まったり」した味わいの食べ物になっています。
江戸三・大和屋
店主
令和5年11月13日「現代の名工」を受賞しました。
「大阪産(もん)名品」「2020年なにわの名工」の選定、「2021年マイスター部門会長賞」を受賞しました。
お取り扱い店舗
現在 大和煮が購入できる店舗をご紹介いたします。
三越日本橋本店 本館B1F味匠庵売場 |
JR名古屋タカシマヤ 地下2階グロッサリ売場 |
東急百貨店東急吉祥寺店 B1Fグロサリー売場 |
阪急うめだ本店 地下2階「日本の味」 |
会社概要
屋号名 | 江戸三・大和屋 |
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運営法人 | 株式会社JAPAN大和グループ |
代表取締役 | 大和 正典 |
創業 | 明治4年 |
所在地 | 【本店】 〒550-0002 大阪府大阪市西区江戸堀3丁目6番17号 TEL 06-6446-0055 / FAX 06-6446-0203 【別館】 〒550-0002 大阪府大阪市西区江戸堀3丁目7番15号 TEL 06-6444-1600 / FAX 06-6446-0203 |
許認可・加盟 |
関西・食・輸出推進事業協同組合(理事長) 内閣府認証 NPO法人 皆と取り組む食品の安全と品質を考える会(理事長) |
【本店】
【別館】